長短文

過去は過去でしょ?
必死に縋る僕に突きつけられたそれは明らかな拒絶
だけど、未だにあの時の甘い囁きが耳から離れない
きっと君は嘲笑うのだろうけど
また繰り返されるだろうと期待せずにはいられないのです
だって、ほら
君の瞳はちっとも僕を映していない
どうか全ては夢だったのだと
そう言って笑ってよ
ああ、だけど君は現だと泣くのですね


※ 一つの文章になってますが一行や二行で区切っても使用出来そうなモノ達。長文として使うもヨシ。短文として使うもヨシ。
※ 現(うつつ)と読みます。



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