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ねぇ、こっちを見てよ
何よりも優先すべきは君でした
そんなに僕が嫌いかい?
ああ、なんて無力
君のためなら何だってするのに
ばいばい、またいつか
その意味を知るのが怖かったんだ
くちづけと罪悪感
肝心なことは言わないんだね
だから逃げたのに

それは声になることのない願望
それでも願わずにはいられないんだ
最初は確かに
君の情に押し潰されそうだ
多分きっと君が好き
本当は否定して欲しかった
君には一生わからないよ
いつだって君は笑うから
それが精一杯の嘘でした
もう何もかもが手遅れなのだ

君の何もかもが愛しいのです
僕にとって君の全てが眩しかった
君には僕が必要なのだ
忘れられぬ想いは泡へと
貪欲になれるんだ、君のことは
まるで、ひらり舞う花びらのように
殺したいほど好きでした
本能とはいわばそういうことで
ずっとずっと大好きでした
そして僕らは恋をするのだ

君の影
単純で何よりも難しく
捕らわれた記憶
過去の夢
愛しいと感じる事こそ罠なのだ
建前と本音
指先の温度と君の熱
そして僕は君の儚さを知る
僕は本当に幸せでした
グッバイ青春

目覚める度に確かめてしまう君という存在
君との空想
何かが始まる、そんな気がした
取りあえず叫ばせてくれ「大好きだ!」
ああ、もう何でそんなに可愛いの!
まさに転げ落ちるとはこの事だ
長い睫の影に恋をした
それは罪なのですよ、お嬢さん
ただ無垢な君が憎かった
これを恋と呼ばずして何と呼ぶのだ

それでも尚、君は笑った
醒めきった本心が頭の隅で淡々と告げるのだ
嗤う影、ニタリ
無数に降るキスに比例するは虹色涙
どうか今だけは覚めない夢を
憎くて憎くて仕方なかった
それは恐怖ですか?
ねえ、何故僕から目を逸らすの
もう泣かないと決めたのに
諦めなさい、君は僕が好きなんだから

それが僕の愛し方
絶望が囁いた
何故そんなに優しくするの
君の止まり木
それは無意識に僕を蝕んで
疼くのは欲望か傷口か
不意に広がる残り香に嫉妬した
残ったのは君がいた傷跡
簡単に僕を揺るがす君という存在に恐怖した
明日晴れたら会いに来て

冷めた視線に恋をした
もう何も望みはしないから
糸を辿ったその先で待ってて
この苦しみがあなたに届けばいいのに
ぎこちなく笑ってみせて
やわらかな残像
わかっていたら後悔なんてしなかったよ
さようなら、欲深き人
それは愛なんかじゃなくて
君の永遠になりたかった

届かぬ言霊
溶けた記憶は君へと還る
幸せでしたかマドモアゼル
そうすれば満たされると信じてやまないのです
あんな顔するなんて反則だ
叶うならば声なんていらない
軋む音色が脳髄まで響いた
その瞳が僕を突き落としたんだ
嗚呼まるで猫みたいだ
いつかの青すぎた空の下、君は

僕らは長い長いキスをした
意味のない口付け
貴方の答えはわかりきっていました
思い出すは君の泣き顔
時が僕を呪った
君だけが僕の人生であり命であり全てでした
銅の奇跡 ※銅(あかがね)
あまりにも君が恋しくて苦しかった
やさしい絶望は君をも喰らう
十秒先の君へ


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